富谷(もしかしたら)知り合いかも?図鑑【佐藤寛和さん】

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佐藤寛和(さとうひろかず)さん

一度会ったら忘れられない笑顔と話力。

宮城のご当地キャラクター「仙台弁こけし」と富谷の地域情報サイト「とみやー」をプロデュースする聞き上手な佐藤さんと話していると、いつの間にかアイディアの引き出しが開いていきます。

話しているうちになぜか「できそう!」と前向きに考えられるから不思議。

優しい声で柔らかい印象の佐藤さんに秘められた魅力をお伝えします。

故郷に戻るきっかけとなった東日本大震災

2011年当時は東京でマーケティングリサーチの仕事をし、ネットリサーチに面白さを感じて充実した日々を送っていました。

企業がマーケティングに必要なデータを得るためのアンケートを設計・配信・回収し、何万件というデータを集計。

アンケートを設計する仕事は、質問文や選択肢の作り方、文章の言い回しで回答結果に影響が出てしまいます。

そんな専門知識が多く求められる難しい仕事なのだそうですが、佐藤さんは楽しみながらマーケティングや調査設計の知識をつけていたといいます。

企画し、ゴールまでの逆算目標を立て、それを形にする組み立て力。

この経験は様々なプロデュースを手がける今の佐藤さんの仕事を支えています。

お話が上手で、引き込まれます。

東京での生活も、東日本大震災が起きて状況が変わりました。

実家のある宮城との距離や、東京での孤立感を感じ、だんだんと故郷である宮城へと気持ちが向くようになります。

生まれ育った故郷で仕事ができるならと、2011年8月、ご夫婦の生まれ故郷である宮城に戻ってきたそうです。

仕事では責任感を持って取り組む佐藤さんですが、オフの時は「暖かいところに旅行に行って、美味しいものを食べてのんびり過ごしたい」と笑いながら話してくれました。

富谷市に引っ越してきたのは、2018年8月のこと。

オンオフを切り替えて、メリハリのある生活をすることを大事にしているそうです。

会話から強みを引き出す

初めて出会った人との会話の中でも強みを見つけていく佐藤さん。

取材当日も、担当カメラマンの声の良さに注目しました。

声のトーン、語り口や物腰までその人の強みとなるものを見つけ出し「朗読をしてみたら」とものの5分で提案してしまいます。

その人の持ち味を見つけ、上手に引き出すのが佐藤さんの魅力の一つです。

陰で支えるプロデューサー<感動と成果をじっくり創り出す>

現在は、エントワデザイン株式会社を立ち上げて4期目。

宮城のご当地キャラクター「仙台弁こけし」と富谷の地域情報サイト「とみやー」をプロデュースし陰で支えています。

LINEスタンプ、グッズ、イベント出演や各企業とのコラボなど多様な取り組みを展開しています。

仙台弁の勉強になる、仙台弁こけし手ぬぐい。

企画力はもちろん「本当にやるべきことはなにか」を丁寧に把握して形にしていく力は、相談相手とのやりとりの中でも発揮されます。

「ホームページを直したい」という希望を聞いたとしても、その背景にあるお客様の本当にやりたいこと・やるべきことを引き出します。

必ずしもその希望が本当の望みとは限らないため、本当はどうしたいのか?という「問題の本質」を探していくそうです。

その声を聞いた上で経験則に基づいた事前準備と終わった後のサポートまでじっくり取り組んでいく。

目指したいというものが定まったら、それを分解して辿り着くまでの導線とその先までをしっかり組んで伴走してくれる佐藤さんなのです。

「むがすのあめっこ」=「昔の飴」

仙台弁こけしは、地元らしさと柔らかさを出しているとおっしゃっていましたが、仙台弁こけしのほっこりする温かみは、佐藤さんそのものを感じさせてくれます。

「仕事で取り組む相手は会いに行ける距離の方がいいですね。実際に現場に行って、その雰囲気を感じる事を大事にしたいんです。」と穏やかに語られる佐藤さん。

その中には、これからも地元で様々なコラボを手がけていきたいという想いがあるようです。引き出しの沢山ある佐藤さんのアイディアが今後どこから飛び出してくるのか、楽しみでなりませんね。

秘密基地のようなワクワクする場所を作りたい

「住んでいる場所を超えて、繋がりを作れたらいいな」少年のようにワクワクしながら、富谷に「火をずっと灯し続けられるチーム」を作りたいと言います。

若い人達にもデザインを教えられるような「デザインの学校」をしてみたい。

イベントや人が集まる場所で、雑貨や軽食を提供できる「移動販売車」の事業もやってみたい。

様々なものをトータルでコーディネートしてみたいと夢が広がります。

仙台駅東西自由通路で開いたポップアップストア。

「一人でやれることに限界はあるけれど、一緒に楽しめる仲間がいたらやれることが広がっていく。

企画する事業に合わせて、得意な人で集まり、スピード感をもって取り組んでいくこともやっていきたい」といいます。

秘密基地に集まり、時間を忘れて作戦を練るような、そんなワクワクする場所を作っていきたいそうです。

きっと誰もが一度は夢見たそんな場所を、未来に向けて作りたいと想いを馳せています。

どんな秘密基地になるのか、一緒にワクワクしたくなりますね。

想いを形にしていくには

佐藤さんが想いを形にしてきた「仙台弁こけし」のyoutube、LINEスタンプ、グッズなどみなさんも一度は目にしたことがあると思います。

「コツコツと丁寧にやれば、結果が出る」と佐藤さん。

しかし、その過程がわからなくて悩む人も多いのではないでしょうか。

何かをしてみたいけれど・・と迷っている人も、こんな事をしたいと具体的に思描いている人もぜひ佐藤さんと話しをしてみてください。

「目的地にたどり着く」ルートを探すのが得意な佐藤さんにかかれば、ゴールまでの最適な道が見えてくるはずですよ。

実際佐藤さんと出会うには、TOMI+のコンシェルジュに問い合わせてみましょう。

きっと素敵な出会いに繋がるはずです。

知り合いになるには、情報はこちら
ホームページ https://entowa.jp/

この記事は「風と土の交差点プロジェクト」の一環で、風の人と土の人の関わりしろを創ることを目的としています。毎日1人ずつ、富谷塾生を中心とした富谷のひとの情報を発信していきます。

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この記事を書いた人

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