富谷(もしかしたら)知り合いかも?図鑑【佐藤志帆さん】

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佐藤志帆(さとうしほ)さん

小学校教員という肩書きを持ちながら、地元富谷でプレイヤーとして様々な活動を積極的に行う佐藤志帆さん。

今年2021年は仙台市主催の【SENDAI SOCIAL INNOVATION SUMMIT 2021】という社会課題をテーマに扱う起業家のプレゼンテーションイベントにも発表者として登壇されています。

彼女の自然体で真っ直ぐな想いやボーダレスな活動は地域や教員という肩書きの枠に収まることはありません。

そんな志帆さんにこれまでのチャレンジを通じて感じたことや今後のビジョンについて伺いました。

知りたいこと、やりたいことはたくさんある

男女3人のお子さんの母親でありながら、仙台市の小学校教員として常に教育現場の最前線に立っている志帆さん。

マニュアルに固執せず、子供たちの主体性や個性を引き出すためにも試行錯誤している素敵な先生です。

そんな志帆さんの視野がさらに広がり、余暇で様々な活動をするようになったひとつのきっかけとして息子さんのアトピー発症がありました。

息子さんの症状をなんとしても改善したいという強い想いからこれまでは気にしてこなかった日用品や食べ物について学び始め、そこでこれまでの常識を覆されるような衝撃の学びや気付きを得たと言います。

自分たちの日常には知ってるようで知らないことがたくさんある。

いつか世界を旅して暮らしや教育についてリアルな学びを得たいと志帆さんは考えています。

ご自身の育児の経験から学びの扉が開いたそうです。

ゆるく、楽しく、つながりを感じる

これまで志帆さんは富谷で開催された様々なイベントの企画や運営にも携わってきました。

地球や循環を考えるお祭りイベント【ブンブンアースデイトミヤ】、これは世界規模のアースディというフェスティバルを富谷に取り入れたものになります。

そのほか、みんなで集まりもちつきや畑作業など季節の行事や自然体験をゆるく楽しみながら繋がりを考えるイベント【ゆるタイム】、そして農家を営まれている祖母の発言がきっかけで地元野菜のフードロス問題に気付き、富谷の地元の野菜を地元で味わう人を増やすために生まれた【ベジシェア】というマルシェイベント。

野菜のマルシェ「とみベジ」

どれも素敵なイベントや活動ですが、これらすべてに関わった志帆さんが感じたのは「みんなで得意を持ち寄れば大きなことも出来る」ということだそうです。

その道のりには多くの苦労もあったと思いますが、関係者の得意を活かしつつ、想いを確実にかたちにしていく志帆さんは本当にパワフルな女性リーダーであると感じました。

自分に嘘はつきたくない

そんな志帆さんはSNSなどを通じて情報発信も熱心にされています。

志帆さんは発信する際に自分自身の想いや価値観を伝えることを特に意識されているそうです。

「自分の気持ちや子どもたちに嘘はつきたくない」

その素直で正直な想いは時に人に強烈に刺さり、新たな対話を生み出すきっかけになっています。

また、「イベント開催の場面でも同じですが、自分の頭の中のイメージを他者と共有することに難しさを感じる」ともおっしゃいます。

結果として伝えたいこととは違うイメージやメッセージが人に届けられてしまうこともあり、そのジレンマに悩まれることも多いそうですが、それでも志帆さんが表現や発信を続けるのには理由があります。

情報発信をする過程で、葛藤することもあるそう。

カテゴリーのない自由な生き方を尊重しあえる社会をつくりたい

志帆さんが思い描くビジョンは「誰か特定の人のための場所ではなく、誰でも自由に振る舞える空間。

多様な生き方や考え方、その人なりの幸せを尊重し合える社会を作りたい」といい、志帆さんはそれを【カテゴリーのない村】と表現しました。

自分だけではなく、他者の自由も尊重するということには同じ地球に住む動植物など人間以外の生き物も含まれるといいます。

アースディなどのイベントでも地球の生き物のつながりをテーマにメッセージを発信していますが、この考えは「すべての命に感謝する生き方には必要な学びだと思う。私はみんなで優しく楽しく自由に生きたいんです」と語ってくださいました。

志帆さんの好きな作品に人気少年漫画のワンピースがあります。

主人公ルフィのような自由で他者を尊重する生き方に強く惹かれるとのことです。

現在富谷を拠点に活動していますが、これからも自分と向き合い、理想とする生き方や社会についての想いを磨きながら、まっすぐな発信を続けていかれることでしょう。

きっといつか志帆さんの想いに共感し、一緒に想いや活動を広めてくれる仲間、麦わらの一味のような仲間に出会い、想いを実現する日が来るのだろうな、とインタビューをさせていただき感じました。

「だれもが笑顔で暮らせる社会をつくりたい。もっと人生にワクワクしたい!」
そんな志帆さんの活動は続きます。

皆さんもまずはお気軽に、富谷のまちかどやベジシェアなどのイベント会場で志帆さんとゆるく楽しくお話してみてはいかがでしょうか。

知り合いになるには、情報はこちら
Facebookページ 【ベジシェアとみや】
Facebookページ 【ゆるタイム】

この記事は「風と土の交差点プロジェクト」の一環で、風の人と土の人の関わりしろを創ることを目的としています。毎日1人ずつ、富谷塾生を中心とした富谷のひとの情報を発信していきます。

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この記事を書いた人

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