富谷(もしかしたら)知り合いかも?図鑑【熊澤由雅里さん】

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熊澤由雅里(くまざわゆかり)さん

熊澤由雅里さんは富谷市の隣、大和町に自宅の建設をきっかけに移り住んできました。

TOMI+で働くようになってから、より黒川地域のことを意識するようになったそうです。

今では、小学生と保育園年長さんのお子さんが大きくなってからも住み続けるかもしれないこの地域を、もっとよくしたいと思っているそうです。

※黒川地域とは、富谷市、大和町、大郷町、大衡村の4自治体の総称です。富谷市がまだ富谷町だった時は黒川郡でした。

自分の仕事は「笑顔」を作る仕事

現在、TOMI+の2階にある「わく・わーく就職サポートセンター」で企画営業として働いている傍ら、釣りを楽しむためのアプリ「Fish Ranker」の広報を担当したり、フラワーアレンジメント教室の営業代行をしたりと多彩な彼女。

休日は釣りをしに遠出することも多いそうです。

一見バラバラな仕事に見えますが、仕事をする上で大切にしていることを聞いてみました。

「生活に必要最小限のことよりも、日常に彩りを与える『プラスアルファ』のことを充実させたい」と言います。

「ないならないでいいけれど、あったらうれしいもの」を提供し、多くの人が笑顔になってくれたらうれしいそうです。

オフィスは仙台ではなく富谷を選択した

富谷市まちづくり産業交流プラザ「TOMI+」は、15年間使われずにいた旧町役場をリノベーションし、2018年に産業の拠点として生まれ変わりました。

3階建ての建物で、1階は誰でも使えるチャレンジスペース、2階はコワーキングスペースと商工会、シルバー人材センターが入居し、3階はレンタル会議室と富谷市民俗ギャラリーがあります。

仙台市中心部にはコワーキングスペースがいくつもありますが、仙台より北上するとこのような施設は圧倒的に少なくなります。

熊澤さんは2020年春に独立し、総務の仕事代行などの事業を行うため、事務所を構えられるところを探していました。

はじめは仙台にあるコワーキングスペースに入居を検討していましたが、最終的に選んだのは自宅から近い、富谷市のコワーキングスペース「TOMI+」でした。

これまで様々な仕事を経験してきた熊澤さん。

仕事が評価され、取締役も経験しました。

県外で働いたこともあり、ビジネス的な視点で宮城県内を客観的に見たときに、仙台に届いている情報が黒川地域に届いていない現状を認識しました。

そんな情報格差をなんとかしたいという想いもあり、自分がTOMI+に入居することにより、地域に貢献できたらと思ったそうです。

仙台からわずか車で30分の距離ですが、仙台との情報格差がまだまだ存在している黒川地域に、熊澤さんの存在は希望を与えてくれます。

「100万円あったら富谷市で何をしたいですか?」と質問したところ、仕事中でもリフレッシュできるように、TOMI+にシャワー室と仮眠室を作りたいと答えてくれました。

より長い時間TOMI+にいたいそうで、TOMI+愛を感じます。

「わく・わーく就職サポートセンター」との出会い

熊澤さんがTOMI+に入居するのと同時期に、「わく・わーく就職サポートセンター」が同じフロアに引越ししてきました。

同センターのセンター長、鈴木さんと交流するうちに、仕事をする上で大切にしていることや価値観が同じことに気づき、トントン拍子で一緒に働くことになりました。

自分の事業でも、働くことをサポートしたいと考えていたので、目的が同じことからジョインすることにしたそうです。

「わく・わーく就職サポートセンター」はハローワークと違い、どういう職種で働いたらいいかわからないというような、もやもやした状態でも相談に行くことができます。

熊澤さんをはじめ、専門のカウンセラーさんが話を聞いてくれます。

相談者からは苦労話を聞くことが多いけれど、最後は感謝しかされないそうです。

さらに大きな特徴としては、応募の前の職場見学が可能なことです。

1日の多くの時間を過ごす職場の雰囲気を、応募の前に体感することができることは、ミスマッチを防ぐためにもとても重要なことです。

企業さん側のサポートも行っており、魅力的な求職票の書き方をお教えしたり、職場環境改善のお手伝いもしているそうです。

「企業がよくなると地域がよくなる」と熊澤さんは断言します。

人を相手にする仕事なので、毎日新鮮でまったく飽きることがないそうです。

人と関わる仕事を通していろんなよい影響を受けて、今までひとりでやることが多かった仕事も、地域の人を巻き込みながらやりたいと思うようになったと言います。

釣り果を載せるアプリ「Fish Ranker」を見せてもらいました。

地域おこし人材の発掘とマッチングをしたい

「地域内でいろんなものが循環するようになるのが理想」と語ります。

例えば、人や情報や知識、知恵、専門的な技術などが内部で循環し、外部リソースに頼らずとも豊かな社会が実現できたら、より地域が活性化します。

そのためにも地域を活性化する人材を発掘し、そんな人材を求めている企業やプロジェクトとマッチングさせたいそうです。

現在「わく・わーく就職サポートセンター」では、そんな種まきをしている最中です。

熊澤さんにこれから出会いたい人を聞いてみました。

「地域を活性化することのできそうな人と釣りが好きな人」と答えてくれました。

ハローワークやインターネットで仕事を探す前に「わく・わーく就職サポートセンター」に行って熊澤さんに会ってみてください。

知り合いになるには、情報はこちら

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この記事は「風と土の交差点プロジェクト」の一環で、風の人と土の人の関わりしろを創ることを目的としています。毎日1人ずつ、富谷塾生を中心とした富谷のひとの情報を発信していきます。

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この記事を書いた人

転職をきっかけに富谷に移住。富谷歴5年。
すべての人がありのままに、わくわく生きることができる社会を作ることをミッションとしています。NPO法人ローカル富谷の理事長やってます。私のキーワード→ 0を1にする/すぐやる/コミュニティマネージャー/アクセラレーター/スタートアップ/自己受容/おいしいもの好き/ジムニー好き

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