(コラム)移住して3年目の私が思う富谷市の魅力

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ローカル富谷発起人、おいしいもの好きライターのちゆきです。

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他とちょっと違うなと思う富谷市の魅力は「ひと」

私は2018年の10月に、転職がきっかけで新潟から富谷市に移住しました。

2年と2ヶ月経って思う、富谷市の魅力はズバリ「ひと」です。

まだ小さな子どもを育てるシングルペアレントの私が、こんなに安心して楽しく暮らせているのは、まわりの人に支えてもらって、楽しませてもらっているからに他ならないと思います。

これといった特徴があるわけでない富谷市

「まちの魅力」を問われたときに、真っ先に頭に浮かぶのが観光資源や自然資源ではないでしょうか?

富谷市には特徴的な観光スポットはありません。

住宅地が多く農地は少ないので、たくさん採れて困っちゃうような特産品もありません。

強いて言えばブルーベリーが特産品と言われていますが、生産者はそれほど多いわけではなく、十分な生産量は確保できていません。

他のまちにあるような観光物産協会がないので、富谷市外への訴求力が弱いのが事実です。

日本中で人口減少の真っ只中。それでも富谷市の人口は増えている

ある年は1年間で3000人転入して、2000人転出したそうです。

子どもの数も増えていて、小学校の1クラスはすでに人数がいっぱいだそうです。

こんなご時世で、しかも東北の地方で、人口が増えている稀なまちです。

なぜ人口が増えているのでしょうか。

例えば仙台市にお勤めの人で「仙台市の中心だと土地の価格が高いので、ちょっと離れた富谷市なら土地の価格も抑えられ、仙台市より広い土地が買える」とマイホームの購入を検討する人がいるようです。

また、3年前に合併などせず単独で市になった富谷市を「なんだか盛り上がっていて勢いのあるまち」というイメージを持っている人が多いと聞きます。

イオン富谷店やコストコホールセール富谷倉庫店などの大型店舗や、やたら多いスーパーやドラッグストア、コンビニ、飲食チェーン店など、車生活者なら便利な要素が揃っています。

今年は「住みやすいまち東北ナンバーワン」に選ばれたとか。

昔は富谷村だった。元から住んでいる人は人口のたった1

富谷村だった頃はほとんとが山林だったそうです。

400年前に富谷宿という宿場町を作ったときは、まさに「開墾」したそうです。

山を切り崩して人の住む場所を増やしていって、富谷村時代に5000人だった人口が今では50000人になりました。

昔から住んでいる人は5000人ということは、人口のたった1割しかいなくて、あとは他から来た移住者ということになります。

実は47都道府県の出身者が住んでいるとか。

私の印象は宮城県を含む東北のどこかの県から移住してきた、という人が多い気がします。

外の世界を知っている人が多いので、私のような「風の人※」でも話しやすく、居心地がよいです。

「風の人」とは

地域に新たな視点をもたらす、都会と地方をまたいで活動し、風を運び、風を起こし、去っていく人材。

いま、日本に「風の人」が必要だ

富谷市ってこういう人です

富谷市に人格をつけるとしたら「明るくてサバサバして人懐こい性格」だと思います。

富谷市に住む人、または富谷市にお勤めだったり関係している人はまさにこんな印象です。

とにかく話しかけやすいのが特徴の富谷市の人。

なるほど「ひと」が魅力とはこういうことか。

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この記事を書いた人

転職をきっかけに富谷に移住。富谷歴5年。
すべての人がありのままに、わくわく生きることができる社会を作ることをミッションとしています。NPO法人ローカル富谷の理事長やってます。私のキーワード→ 0を1にする/すぐやる/コミュニティマネージャー/アクセラレーター/スタートアップ/自己受容/おいしいもの好き/ジムニー好き

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