こんにちは、仙台近辺でフリーのプログラマーをしているほそかわです。この時期になると食べたくなるのが初物のメカブですね。
え?メカブなんてスーパーでいつも普通に売ってるでしょ?あれの初物?いったいどんなものでしょうか?
簡単にできる料理としてこの記事ではメカブの事と調理方法、ちょっとしたアレンジなんかをお伝えしたいと思います。
目次
1.メカブとは
2.メカブを買ってみよう
3.調理してみよう
4.その他のレシピ
5.まとめ
1.メカブとは
ちょっとWikipediaを参照してみましょう。
(和布蕪)は、ワカメの付着器の上にある、葉状部の中で厚く折り重なってひだ状になった部分である。生殖細胞が集まった部位で、成実葉や胞子葉に相当する。ワカメは海藻なので根はないが、通俗的には「ワカメの根元部分」とも表現される。
Wikipedia【メカブ】
なんと!ワカメの根本部分がメカブなのですね。ワカメはワカメだけじゃなく全部が消費できる海の植物なのですね。このメカブ部分はワカメと異なり、新春にしかスーパーに並ばないのでこの時期に食べない手はないのです。
Wikipediaによるとメカブの生産地は三陸海岸一帯のため食べるのも東北、宮城の応援にもなります。今回の記事に使用したメカブは三陸ベースのデイリーポートさんから購入してきました。
2.メカブを買ってみよう。
いつもスーパーで売っているメカブというとこれだと思います。刻まれた状態でパック詰めされています。これに醤油やめんつゆ等で味付けして熱々ごはんにかけて食べると幸せですね。
自分はネバネバ大好き人間なので子供と争いながら食べます。(おとなげない)
新春1月中に見られるメカブはこれ。どうです?これがあの緑…色に?綺麗な茶色してるだろ。ウソみたいだろ。緑色になるんだぜこれ・・・あのメカブなんだぜ?
3.調理してみよう
先のWikipediaでは先に軽く湯通しをしてから細かく刻むとありますが、正直言うと初めて包丁を持つ方には刻みたくてもヌメヌメと逃げるのでこれは無理です。
今回は簡単にするため初めに刻んでみたいとおもいます。
茎と葉に分けて刻む。
葉は大まかにでよいので刻んでしまいます。初めに刻む方法は簡単なのですが、熱が通り過ぎるので大まかに刻みます。茎は固いので刻みには向かないので捨ててもよいです。茎は茎で美味しいのでスライスしたものを味噌汁やスープに入れて食べてもおいしいです。
湯通しする
お湯を沸かし、熱湯になったところに先ほど刻んだ葉を投入します。ここで注意ですが湯がくのではなく、湯通しなので投入したらすぐ金網などにザっとあけて水道の冷水にさらします。多分2,3秒ぐらいで茶色の葉がサっと緑に変わりますのでそれでよいです。
この状態で醤油とワサビで刺身感覚で食べるのもおいしいですがここはぐっと我慢してまな板に置いたら好きなぐらいに刻みます。スーパーで売ってるぐらい細かく刻んでも良いですし、歯ごたえを楽しみたければ少々荒っぽく刻むのもよいです。ちなみに筆者宅の場合はちょっと大きめに刻んだものも紛れ込ませ歯ごたえを楽しんでいます。
味付けをする
あとは醤油、めんつゆ等で味付けをします。たったこれだけ。あとは銀ピカに輝くごはんにのせてほおばります。無限にごはんがすすみますよ。先ほどお見せした画像のメカブは刻み済みのメカブよりちょっと少ないぐらいになります。そう考えると日頃売ってるメカブのなんと安いことか、スーパーさんありがとうという事が分かります。
4.その他のレシピ
さていつも食べてるメカブレシピでもよいですが、何かちょっと変わったものを、、、という所で3つほどご紹介。
晩酌の肴
刻んだメカブを小鉢に盛り、その上に生姜をすったものをのせます。たったこれだけで晩酌の肴になります。あとは醤油を垂らして生姜の辛味とメカブのネバネバが最高なのを感じながらお酒を飲みます。
ネバネバうどんまたはソーメン
普通に作った暖かいうどんなどの麦系麺に刻んだメカブをのせて食べます。そう、とろろうどんみたいなイメージですね。可能であればオクラなんかも刻んで混ぜるとネバネバ度合いが増しておいしいです。また、宮城県ですのでうどんではなく、白石温麺を使うのもアリです。
メカブの茎の味噌和え
今回記事に使ったメカブの茎はスライスして味噌と唐辛子で和えてみました。酒の肴にしても良いですし、ごはんのお供にもなります。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか?日頃スーパーで購入できるメカブもこの時期は初物として元の姿が見れますし、お子さんがいれば一緒に自然の事を勉強できたりします。メカブ一つで色々と幸せが得られると思います。簡単に作れる今だけの料理をご紹介しました。