富谷(もしかしたら)知り合いかも?図鑑【宮田かおりさん】

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宮田かおり(みやたかおり)さん

三男三女、6人のお母さん業をしながら保険の仕事をしている宮田さん。

保険の仕事というと私が初めに思い浮かんだのは外交員ですが、かおりさんは保険の正しい知識を伝えるライフプランコンサルタントとして活動しています。

6人の子どもを出産後、この新しい仕事へ飛び込み、日々奮闘しているかおりさんの思いを聞いてみました。

震災をきっかけに50歳でライフプランコンサルタントの道へ

宮田さんは2019年からライフプランコンサルタントとして働いていますが、この道へ進むきっかけは東日本大震災だったと言います。

震災時、ご主人が仕事で不在で妊娠中で5人の子どもを抱えて宮田さんは、近所の方が食糧やお水を分けてくれたり、車で運んだり、宅急便で送ってくれた人など周りの人に助けてもらったと言います。

その時の経験から、次は自分が困った時に助けてあげられる人なりたいと強く思ったそうです。

相手の人生にまで深く関わりたいと思い、その仕事は何かがわからないまま転職サイトをみていた時に、今の保険会社に出会い、ライフプランコンサルタントの道へ飛び込んでいきました。

ご自身の経験を語ってくれました。

恋人のようにいつもお客さんのことを考えている

宮田さんが新人の頃、保険説明を先に話したというと先輩から本気で怒られたことがあったそうです。

保険はなりたい未来を叶えるための資金準備の一つの選択肢にすぎず、その人がどんな人生を送りたいのか、価値観、家族構成、これから抱く夢を聞いて数値化、見える化し人生設計のライフプランを一緒に作成していくことがライフプランコンサルタントの大切な仕事だと言います。

「知識は礼儀」であり、お客さんの要望に答えられないと意味がなく、日々、適切なアドバイスができるように学び続ける姿勢が不可欠。

10年以上経験のある先輩達でも勉強会でメモを取り、新聞、テレビから新しい情報を収集したりと、常に「お客様のために」と熱心に勉強している姿は宮田さんの活動の原動力になっているそうです。

宮田さんはお客様が自分を信頼して人には簡単に言えないような深い話をしてくれたことに対し、自分は何ができるのかずっと考えているそうです。

それはまるで「恋と同じ」だそう。

優しさあふれるお人柄です。

保険の中身も大切ですが、もっと大切なのは「人」。

保険加入はあくまでもスタートで、これからの人生を並走していくことが何より大事だと言います。

お客様に電話をしたときに「声を聞きかかった」と言われると「私も〜♡」と言ってしまうくらい、宮田さんは常にお客様のことを愛して活動しています。

こんなにお客様に寄り添ってくれる保険屋さん、なかなかいないですよね。

夢は?と聞かれて動き出した「お金にまつわる対話会」

宮田さんは2020年から富谷市まちづくり産業交流プラザTOMI+で不定期で「お金の対話会」を開催しています。

自分がもっと子供が小さいうちに早くお金のことをもっと知っていたら、という思いがあり、ライフプランコンサルタントとして活動する中でいつかお母さんたちに向けてお話会をやりたいと思っていたそうです。

その夢をTOMI+のコンシェルジュの齋藤さんにしたところ、「今からできることがあるじゃん」と背中を押され、始めることにしたそうです。

一方的なセミナーではなく、情報をお伝えした上で参加者さん同士、知っている情報をお話ししたり、気づきをシェアすることで、参加者さんだけでなく宮田さん自身も学べることたくさんあることに気づいたと言います。

第一回目の「お金にまつわる対話会」のようす。

お節介と言われても、知っていることは伝えていきたい

宮田さんは知識がないために、無駄にお金かけている方もいるかもしれない。

津波が来ることを知っているのに教えないのがおかしいように、お節介と言われても、知っている側として今後大変になることがわかっていることは教えるべきだと思っているそうです。

2020年に取得したセミナーインストラクターの資格を生かし、今後は商工会、市役所や企業向けには福利厚生の一つとしてセミナーを活用してもらったり、子供会やママ達向けには子育てに関わるお金の話を開催したいと考えています。

若いうちから正しいお金の知識は必要です。

「世の中のお母さんは教育資金を心配している方が多いけれど、実際大変なのは親の介護や自分たちの老後」だと言います。

宮田さん自身、「もっと子ども達が小さい頃に正しい教育資金や万が一のための準備ができていたら、もっと少ない予算で用意できたのに」という思いがあり、もっとたくさんのお母さんへ伝えていくための方法を模索中です。

自分はママ達の「斜めの存在になりたい」と言います。

自身の6人の子育てはご近所さん、友人、ママ友、先生など周りのみんなに育ててもらったため、自分もママの周りの1人になりたいそうです。

ふんわりと柔らかな雰囲気と心に寄り添うことばがあたたかく、お母さんのような存在の宮田さん。

ママにとって、子育ての相談、お金の相談が身近にできる人がいたらとても心強いですよね。

かおりさんは不定期でTOMI+でお金の対話会を開催しているほか、個人の相談も受け付けていますので、気軽に声をかけて欲しいそうですよ。

この記事は「風と土の交差点プロジェクト」の一環で、風の人と土の人の関わりしろを創ることを目的としています。毎日1人ずつ、富谷塾生を中心とした富谷のひとの情報を発信していきます。

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この記事を書いた人

小・中・高校と富谷の生粋の富谷っ子。進学と同時に離れるが、出産を機に再び富谷へ戻る。2歳、7歳双子、9歳男児4兄弟のママ。現在は、パラレルワーカーとして自分の好きな仕事を掛け持ちしながらワンオペ育児も悪戦苦闘しつつも満喫中。ママ目線で役立つ情報をお届けしていきます!
キーワード→ミーハー/美容好き/4人のママに見えない/考えるより先に身体が動く/妄想好き/趣味は人間観察/

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