佐藤由崇(さとうよしたか)さん
富谷市成田地区が好きすぎて2015年に移住した由崇さん。
現在はフリーランスで、コーチングや地域活性化に関わる仕事を住民、事業者、行政の方と一緒に行っています。
16年間勤めた自衛隊を辞め、フリーランスになった現在の由崇さんを掘り下げたいと思います。
富谷市成田地区が大好きすぎて移住を決意
仙台市出身の由崇さん。
結婚後は多賀城市に住んでいましたが、当時から富谷市成田地区へはよく遊びに来ていたそうです。
「成田の緑豊かで開放感のあるまちの雰囲気が好き。小中学校も近く、大きな公園もたくさんあり、子供を育てるにもとてもいい環境だと思いました。素敵なお店もたくさんあって週末も成田で過ごすことが多いです」と成田愛を話してくれました。
同世代が多い成田地区の中心部ではご近所さんとよくBBQや食事会を持ち回りで開催し交流を深めているとのことです。
ヒーローへの強い憧れ
「100万円があったら何に使いますか」という質問をしたところ、「ご当地ヒーローを作りたい」と教えてくれました。
MARVELヒーローのアイアンマンが大好きという由崇さん。
「かっこいいヒーローのコスチュームで富谷市や社会に対するメッセージをどんどん発信できたらいいですね」と言います。
「ヒーローは由崇さんがやるんですよね?」と尋ねると「本当は自分がやりたいけど、アクロバティックな動きは出来ないので。ヒーローには強くあってほしいので、ぜひパルクールの石沢さんのような運動神経の良い方にめちゃくちゃカッコよく演じてほしいですね」と切望していました。
ヒーローが発信する言葉は子供達にも影響力がありそうですよね。
フリーランスの仕事と環境の変化
由崇さんは「子供たちにワクワク・イキイキしてほしい」、そんな仕事に関わるために自衛隊を退官しました。
現在はコーチングや地域活性化事業などを通じて住民、事業者、行政の方々と一緒にワクワクを作り上げる仕事をしています。
普段から人の相談にのる機会が多かった由崇さん。
もっと相談してくれる人たちの役に立ちたい、もっと提供価値を高めたいという想いからコーチングを学び、仕事も始めたとのことです。
職場もコロナがきっかけで在宅が中心に。
在宅には抵抗はなく、むしろ移動時間も不要になり充実しているとお話してくれました。
そして何よりも子供の環境が変化したそうです。
例えば子どもの学童保育が週一回に減ったことで、一緒に遊ぶ友達も増え、遊びの幅も変わったそうです。
そして一番嬉しい驚きの変化は、子供の自由や裁量が拡大したことでとても自立が進んだことだそうです。
「親の私よりもしっかりしている気がして」と苦笑い。
「私の働き方が変ったことでいろいろなものが「豊か」になったと感じています。」と教えていただきました。
考えるのが好き、やりたいことがたくさんある切込隊長
由崇さんはやりたいことがたくさんありすぎて、手を広げすぎたり、ついつい突っ走ってしまうこともしばしば。
由崇さんが走った道にはいろんなモノが落ちてしまっていることもあるそう。
「自分は先陣をきっていくタイプなので、落とし物を拾ってくれるアシスタント役が必要」と教えてくれました。
一見、真面目で完璧に仕事をこなし隙がなさそうにみえていた由崇さんでしたが、意外な一面がありほっこりしました。
「おら、ワクワクすっぞ!」と孫悟空のセリフを言いそうな由崇さん。
「初めてのことに挑戦するのは抵抗がない、その気があれば何でもできる。」といいます。
自分自身が楽しんで仕事をしているか、喜んでいるか、と常に自分を大切にしているのが伺えますね。
奥様からも「あなたは絶対に結果を出すから好きなことをやっていいよ」と言われているようで、信頼し応援してくれているそんな奥様に対して、とても感謝しているとのことです。
男冥利につきますね。
また、由崇さんの得意なことは、コーチングを活かした【思考の整理】だそうです。
何かやってみたい!と思うことがあっても、日常に変化を起こすことはひとりではなかなか大変だと思います。
そんな時、 自分との向き合い方、行動の優先順位などアドバイスや思考整理を一緒にお手伝いをしてくれ、家事や子育て、仕事が忙しい方でも実際アクションを起こすところまでサポートをしてくださいます。
「今後もコーチングの仕事には特に力を入れてやっていきたい」と、由崇さん。
「特に子を持つ親が自分の好きなことや得意なことを活かして生き生きと働き、生活していくことは子どもの成長や将来の活き方に影響を与え得るとても大切なことだと考えています」と言います。
由崇さんとお話をしていると頭の中でモヤモヤしてたことがどんどん形になりスッキリしそうですね。ぜひみかけたら声をかけてくださいね。
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たまにTOMI+に出没
この記事は「風と土の交差点プロジェクト」の一環で、風の人と土の人の関わりしろを創ることを目的としています。毎日1人ずつ、富谷塾生を中心とした富谷のひとの情報を発信していきます。