【お出かけ】お散歩で森の恵みを見つけよう

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こんにちは、テレワーク1ヶ月で体力低下を感じてウォーキング、ジョギングをし始めたけど今ではそれらが好きになってミイラ取りがミイラ状態のほそかわです。今日もどこかをテクテクと歩いています。

この季節になると夏の散歩のような暑さの中に萌えるような木々を見ながらではなく、ひんやりした空気にアンニュイな気分で心は乙女のような気持ちで散歩してます。

その中から今日はほそかわが散歩で見つけたものを紹介していきたいと思います。

目次

森の恵み

よく秋の散歩で見かけるのがいわゆるドングリですね。ドングリの木というのがあるように感じてしまいますがそういったものはなく色々な木の実の総称のことらしいですね。色々とはなんでしょう?Wikipediaからの引用で見てみましょう。

ブナ科の果実の俗称。狭義にはクリ、ブナ、イヌブナ以外のブナ科の果実。最狭義にはブナ科のうち特にカシ・ナラ・カシワなどコナラ属樹木の果実の総称をいう

https://ja.wikipedia.org/wiki/ドングリ

富谷は田舎から仙台のベッドタウンとして発達しましたが住宅街などいたるところにまだ昔の雑木林が残っています。この季節になるとこんな感じで木の実を見つける事ができるのですね。

これはクヌギですね。丸くて可愛いです。

こんな感じでトゲトゲ帽子をかぶってるのも見つけられます。

これは見つけた瞬間ドキドキしますね。一瞬虫か何かかと思いました。なにの実でしょうか?

こちらはマテバシイ。この時期になると道路いっぱい転がってます。

これは夏に見つけた時の写真ですがヤマボウシの実ですね。今はどうなってるんだろ?これは割れてますが鳥につつかれたものだと思います。色が毒々しいですが食べてみると素朴な甘さですね。

形の良い松ボックリなんかも見つかります。

食べてみる

ドングリ拾ってきてもなぁ・・・部屋でコロコロ転がってそのうち床に散らばってるの知らずに踏んづけてしまい、痛ぁぁぁぁ!ってなるのがオチだよなぁ・・・そのうち飽きて捨てちゃうの。

アレだよアレ・・・床に散らばった子供のブロック踏んづけて痛ぁぁぁ!オモチャ片付けなさい!って怒るやつ。

いえいえそのドングリ捨ててはいけません。実はドングリ、食べられるそうです。自分の地域ではドングリを食べる習慣はなかったのですが、地域によっては今でもお菓子程度に食べる所もあるようです。

ええ?ドングリを?となりますがはるか昔、縄文時代はドングリは栗と並んで食料の1つだったのですね。縄文時代、人間は山や森、水辺に住み、獣肉、魚、貝や森の恵みに頼って生きてきたみたいです。

その中でドングリは秋に収穫して貯蔵できるのでいつでも食べる事ができます。木の実の収穫量によって生存率も変わっていたという考古学の研究もあるそうですから秋になればいつもの場所で拾って貯蔵していつでも食べれるドングリを含む木の実は生命線だったのですね。

ただ、ドングリはどうしても渋みがあり食べる処理に時間がかかります。要するに手間かけないと美味しくないよね?ってことで縄文人でも同じだったのでしょうか?ドングリより美味しい栗なんかは栽培されていたらしいのは読んだことがあります。

縄文人「このドングリちゅーのはよく取れるけどあんま美味しくないよね・・・栗っちゅーやつはなんともホクホクでうまいんだが・・・そや・・・こいつは栽培してみよ!」

そこから長い時間をかけコメという作物を知り、平地に移り住むようになり、コメの栽培方法を得て安定共有により人口も増加していったと言います。弥生時代の始まりですね。

より美味しいものを求めて生活する場所も変わってきたのでしょうか。人間、今も昔も美味しいものには目がないようです。

さて、御託はいいので食べてみましょう。縄文から弥生は、ほそかわが面白いなと思う時代でどうも話が長くなってしまいます。1つここで縄文時代の交易路というのをだな・・・(やめなさい)

*以下についてはほそかわの自己責任の範疇で行なっています。

参考にするのは楽天からこちらのレシピですが色々とブログなども参考にしました。

そんなに美味しい物では無いです。(^◇^;)

https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1290029385/

そ・・そんなに美味しいものではない・・・やる前から引いてしまう・・・でも簡単ですね。銀杏の実と同じ調理方法で良いみたいです。自分が拾ってきたのはマテバシイの実なのでちょっと渋みがあるそうですがどうでしょうか?

水に入れて選別する

取ってきたマテバシイを水に入れて選別します。浮いているものは虫食いだったり空洞、カビていたりするため取り除きます。

意外と浮くのが無いのですね・・・ただ、浮かばなかったものもよくみると明らかに割れているもの、他に微妙に割れていたりヒビが入っているものもあり、そういったのは割ってみるとこんな感じで意外と黒い部分が侵食しています。そういうのを今回は取り除いちゃいます。

最終的にこんな数になりました。6割ぐらいは大丈夫だったみたいです。

フライパンで炒る

水責め地獄、選別を経た面構えが違うマテバシイを水分を拭き取って乾かしてから今度はフライパンで油をひかずにコロコロさせながら炒ります。

注意点ですが炒ってる最中はフライパンにフタをした方が無難です。ポップコーンのように弾けるときがあります。

食べます

出来上がりです、皮は弾けているので割れ目から剥いて食べます。

んーー・・・なんだろ?この落花生をふやかした感のある感触・・・湿気った落花生感・・・ほのかに甘み・・・あるけど・・・し・・・渋い!確かに素朴すぎる味ですね。

縄文人が栗だけは栽培してたのが分かる気がします。また最終的に栽培するようになったコメいかにが美味しいかというのも確認できます。

今回は塩と油でポップコーン風も作ってみました。こっちの方がまだいいか・・・という感触。

また、フライパンが面倒という場合はこんな感じで封筒にマテバシイを入れて電子レンジでという方法もあります。

これは自分がよく銀杏を食べる時に調理する方法ですが電子レンジに封筒ごと入れて自動で温めます。こちらは殻が割れる爆発音がかなりしますのでびっくりしないでくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?秋になり天気も良い気候になりましたが紅葉を見るついでに足元を見てドングリを拾って縄文時代に思いを馳せるのはいかがでしょうか?

  • ドングリはブナ科のうち特にカシ・ナラ・カシワなどコナラ属樹木の果実の総称
  • 縄文時代は食料だった
  • ドングリは食べると素朴な味

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この記事を書いた人

フリーのプログラマーをしているほそかわです。
普段はお客様の事務所などで依頼された作業をしています。
富谷には10年ほど前に家族と共に引っ越してきました。

趣味は仕事でもですがプログラミング、映画鑑賞、アニメ、楽器演奏(フルート)レーザー加工機で工作などです。

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