ローカル富谷発起人、おいしいもの好きライターのちゆきです。
ちょっと変わったオンライン授業
今日(2月16日)は富谷市の小学校の教室と世界がつながった記念日です。
「世界?つながる?どういうこと」と思いましたか?
私も最初はそう思ってました。
でも実際見て、体感して「新鮮!楽しい!おもしろい!」と思いました。
世界とつながるオンライン授業の様子をお伝えします。
どこの国とつながったの?
今日はインドネシアとつながりました。
実際にインドネシアのジャカルタで撮影してもらった動画も見せてもらいました。
ジャカルタはインドネシアの首都です。
人口は1056万人と、東京の次に人口が多い都市です。(世界第2位)
インドネシアのことをよく知るために、クイズをしました。
クイズ①
インドネシアに雪は降りますか? Yes or No
(答えはNo)
クイズ②
インドネシアは一年中暑いですか? Yes or No
(答えはYes)
「インドネシアはどこでしょうか?」という質問に対しては、多くの生徒がインドの近くだと思ったみたいです。
国の名前に「インド」が付いているからそう思ったんでしょうか。
イスラム教、ヒンドゥー教、キリスト教、仏教など、様々な宗教の人が混在しているインドネシア。
「裸族」で知られる原住民がいる地域もあり、非常に多様な文化があります。
なぜオンライン授業なの?
今回、なぜこのようなオンライン授業をやることになったのかというと
以前紹介したTOMI+で行われていた、テレワーカー育成講座がきっかけでした。
テレワーカーとは、会社に出勤するスタイルではなく、自宅やカフェ、コワーキングスペースなど、自分の好きな場所で働く人のことです。
テレワーカー育成講座を実施してくれたのが株式会社ニットという会社です。
インターネットを活用して、どこでも仕事ができるため、海外にいるスタッフも多いのだとか。
コロナ禍で、海外に行けないこともあり「オンラインで海外とつないだらいいね」なんて事務局サイドで妄想していました。
どうせつなぐなら、子どもたちと世界の接点をつくる、オンライン授業なんてできたらいいななんて言っていたら…
富谷市産業観光課と富谷市教育次長、株式会社ニットの教育への熱い想いで、あっという間に実現しました。
ロックダウン中のジャカルタでは授業は完全オンライン
ジャカルタは今ロックダウン中だそうで、授業は完全オンラインで行っているそうです。
授業用の特別なWEBサイトがあり、あらかじめ決められたスケジュールの下、授業の動画を聴講します。
質問コーナーもあるので、授業中や授業後に質問することもできます。
さらに、先生とはいつでもWhatsApp(日本でいうLINEのようなもの)でコミュニケーションがとれるそうです。
生徒たちは他国の文化に興味津々
一通りインドネシアのことを学んだ後、日本の生徒から質問しました。
好きな日本の漫画はありますか?
私はHUNTER×HUNTERが好きです。インドネシアでは鬼滅の刃が流行ってます。
お祈りのために5時に起きるのは辛くないですか?
※イスラム教の人は朝5時からお祈りをします。1日に全部で5回するそうです。
毎日の習慣なので、辛くないです。
日本人はお祈りの習慣がないので、お祈りが中心の生活がとても新鮮に感じますね。
今後は富谷市内の他の小学校や中学校でも
今回は最初から最後まで見学させていただき、とても新鮮で楽しい時間を過ごすことができました。
生徒はインドネシアのお友達の日本との違いに驚いていたようです。
特に以下のような
・お祈り
・服装
・授業のスタイル(完全オンライン)
・英語がペラペラなこと
などにカルチャーショックを受けていたようです。
株式会社ニットのスタッフさんは世界33ヶ国にいるそうなので、あと32ヶ国分のオンライン授業ができますね!
今後も楽しみです。