ローカル富谷改装中

富谷(もしかしたら)知り合いかも?図鑑【吉田弥香さん、吉田理さん】

吉田弥香(よしだみか)さん、吉田理(よしだおさむ)さん

富谷に新しい風を運んでくれたセレクトショップ「apetera(アぺテラ)」。

ひとめでわかるグリーンの外壁。お店に入った瞬間、たくさんの可愛い雑貨たちと渋いヴィンテージの家具が出迎えてくれます。

ここに足を踏み入れた瞬間、北欧に行った気分になってしまうそんなお店。

外観の緑色の色味にすごくこだわったそうです。

弥香さんは今まで仙台を初めとして、セレクトショップを12店舗オープンさせた強者。

20年前から直接海外へ行き買い付けをするほどのこだわりぶり。

そんな中、弟の理さんと富谷を選んだ理由とは?

絶対富谷にお店を出したくなった!

仙台でやっていた仕事を辞めて姉弟2人で会社を立ち上げる時、どこに事業所を構えるかで悩んでいたそうです。

候補として名取や岩沼、大衡などいろいろな場所を考えていたとのこと。

そんな時、ふと「コーヒーが飲みたいなぁ」と思っていたら、梅津さん(現在は富谷市中心部にある【Cafe hito no wa】を経営)のことを思い出し、お店に行くことにしました。

お店でコーヒーを飲みながら梅津さんと事業所の候補について話をしていると「富谷にきなよ!富谷にきなよ!俺ね、ここのオープンの時に富谷市の観光産業課の今野さんにとてもお世話になったんだよ!良かったら、観光産業課の今野さんに電話しておくから今野さんのところに行ってみて!」と勧められたそうです。

そのお話を聞いた時に「梅津さんがこんなに笑顔でいられるまちってすごい!」と思い、その時の梅津さんの笑顔がとても印象的で忘れられないと弥香さんは教えてくださいました。

店舗奥のスペースでお話をうかがいました。

難航した物件探し

その後、梅津さんに勧められたとおり富谷市役所に行き、産業観光課の今野さんにお話を伺ったそうです。

今野さんは、いま富谷市が抱える課題を具体的に挙げながら、またその課題を解決するための方針も一緒に話してくれました。

そして今野さんの話を聞き、将来の夢をここで叶えてみたいという気持ちにさせてくれたそうです。紆余曲折を経て富谷市に事業所を置くことを決意。

しかしすぐに2人は、富谷市内の空き物件がものすごく少ない、という壁にぶつかります。

お姉さんのみかさん。経験豊富なので話に説得力があります。

仙台であればネットで検索すると1000件程の空き物件情報が出てくるところ、富谷市はなんとわずか8件しかヒットせず、その少なさに衝撃を受けたそうです。

しかし、2人はその後ほぼ毎日自分たちの足で空き物件を探すことはもちろん、観光産業課の今野さんや、地域の地主さん、富谷市商工会の会長である【オニオン】の小野寺さんにも協力をいただいたそうです。

それでもなかなか条件の合う物件が見つからずとても難航したそうです。

そして「本当にたまたま見つかった」というのが、あけの平にある元ラーメン屋だった空き物件。

店舗が理想の広さだったこともあり、この場所に事業所を構えることにしました。

「apetera」オープン

紆余曲折を経て無事あけの平に、2019年8月21日に北欧家具&インテリアセレクトショップ「apetera」をオープンした弥香さんと理さん。

仙台で仕事をしていた時には味わえないことがこの富谷にはあったと教えてくれました。

「たくさんの人に見守られている」と話す理さん。

弟のおさむさん。お姉さんとは対照的におっとりとしたやさしい語り口です。

深夜遅くに作業していた時のこと、ご近所の方が突然やってきて差入れをくれたことに驚きを隠せなかったそうです。

仙台でやっていた頃は深夜遅くまで仕事しているとクレームが当然だったのに対し、「遅くまで頑張ってたんだね」とねぎらいの言葉までかけてもらったそう、応援をされるのが初めてでとても嬉しかったとお話ししてくれました。

お二人がどれだけこの地域の方に愛され信頼されているかがわかりますね。

また、ケンカしながら来店したご夫婦が、帰る時に「ここにきて、一瞬でも嫌なことを忘れられてよかったわ」と言われた瞬間、【暮らすしあわせが宿る空間】のお手伝いができたといいます。

apeteraと北欧ヴィンテージ

ヴィンテージにこだわりたいというお二人。

その魅力について教えていただきました。

世の中に流通している、多くの商品のルーツは全てヴィンテージからできていて、例えばデンマークで60年以上前に作られたガラス製品を調べていくと、現在製造しているものと全く同じデザイナーさんによるものだったり、今では誰もが知っている「マリメッコ」の代表的なお花のモチーフは、実は1960年にデザインされたものということ。

ヴィンテージは経年することによって価値がでてくるものと言います。

生活している上で、製品のほとんどが戦後40年後半〜60年代の物資のない時、全世界が力をふりしぼってがんばった時代であり、すべてのパワーを物という形に表した時代。

私たちはそれにストーリーを感じ、伝えていかないといけない、と。

北欧の妖精「トロル」

「色んな国でのヴィンテージがあるなかでなぜ北欧に選んだのですか?」と尋ねると、「何かにしぼってやっていく、共通する好きなものが北欧デザインだった」そう。

しかし、これはゴールではなくスタート地点とおっしゃいます。

「おもしろいものと思うものがあり、日本に持ってきて喜んでもらえる価値があるとおもえたら仕入れてくるかもしれないですね。もしかしたらapetera南米もでてくるかも?!」とあくまで北欧はスタート地点と教えてくれました。

ここでしか手に入らないものばかり。

事業する人にきてほしい

最後に富谷でどんな人と繋がりたいですか?との質問に「キラキラしている人とつながりたい」と即答する弥香さん。

「今日、実力を発揮したい、自分らしく生き生きと生きたいとおもっているかたが増えています。

やりたいことを一つずつ実行している人と繋がっていきたい。」と弥香さんはおもっているそうです。

弥香さん、理さんと話をしていると疲れていても帰りには心がスッキリしてお店を後にする。

そんな富谷のパワースポットならぬヒーリングスポット(と、筆者が勝手に思ってる)。

お話を聞きたいとおもったらお店へ遊びにいってみてください。

知り合いになるには、情報はこちら
ホームページ https://apetera.jp/

この記事は「風と土の交差点プロジェクト」の一環で、風の人と土の人の関わりしろを創ることを目的としています。毎日1人ずつ、富谷塾生を中心とした富谷のひとの情報を発信していきます。